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表組行削除の処理

「図書貸出」ファイルにおいて、入力者の勘違いで同じデータを2度打ち込むということが考えられます。
あるいは、間違ったので、先日打ち込んだところを入力者自身が行削除してしまうという場合も考えられます。

このような場合、「貸出一覧」に表組行データを一度書き込んでしまうと「図書貸出」で削除された表組行データに相当する「貸出一覧」の同じデータは削除されずそのまま「貸出一覧」に残ってしまいます。

「貸出一覧」にある削除データを見分けるために以下の方法を考えました。
1.削除したい表組行には削除コードを入力します。(生徒番号に999を入れるなど)

2.削除コードを入力すると、生徒番号に999、書出IDには書出IDがそのまま、
 その他の項目には****が記されます。

3.「図書貸出」から「貸出一覧」に書き出す場合、「書出日」の項目を新たに設けて
 これも一緒に書き出すようにします。
 これにより、最新書出日になっていない「貸出一覧」のカード(データ)は
 「図書貸出」から削除されたデータであると識別できます。

削除コードによるダミーデータの代入設定
「図書貸出」ファイルを開きます。
「生徒番号」に999が入力されたらそのページは削除行とみなし、「書出ID」をのぞく他のデータには****が入力されます。
以下はそのための計算式です。
一行目の /---以下は注釈文ですので入力しなくてもかまいません。


計算式の結果は以下のとおりです。
「生徒番号」を入力しようとすると〈表引き〉が起動します。
〈ESC〉キーを押して 999 を直接入力します。


「書出し日」項目の新規設定
「図書貸出」ファイルの表組項目に「書出日」を設定することにしましょう。
メニュー〈デザイン〉→〈DB設計〉→〈項目〉
「書出日」の新しい項目を表組項目として設定します。


「書出日」の計算式を設定します。

※〈西暦の年は常に4桁で返す〉にチェックを入れることにします。
 「書出日」の西暦が4桁表示になるようにしてください。
 なぜなら01/07/07と入力するとザカードでは1901-07-07とみなしてしまいます。
 (これは2000年問題か?)それでこのようなトラブルを避けるために
 一応4桁表示をしてこの問題をクリアします。

次に、「貸出一覧」ファイルを開きます。
メニュー〈デザイン〉→〈DB設計〉→〈項目〉
「書出日」の項目を追加します。(〈複数行〉に○印がつくかもしれませんが、スペースキーを押して×印にしてください)

「図書貸出」の書出し設定の変更
新しく「図書貸出」ファイルに「書出日」項目を追加したので、「図書貸出」の〈ファイル追加書き出し〉手順書も訂正します。

「図書貸出」ファイルを開きます。
メニュー〈ファイル〉→〈書き出し〉→〈データベース追加〉
→〈手順書〉「貸出一覧に追加」を読み込みます。
〈書出内容〉から〈新規〉を選択し、〈記入項目〉と〈書出項目〉から「書出日」を選び
〈割り当て〉ボタンをクリックします。
 ※このとき〈分類枚数〉の項目が「書出ID」となっていることを確認!
  〈書出内容〉で〈新規〉を選んでおかないと、ここが変わってしまいます。
〈手順書〉→〈登録〉から「貸出一覧に追加」を上書き登録します。


「書出日」の項目があるために、「図書貸出」から削除されたデータが「貸出一覧」に残っても
「貸出一覧」の「書出日」を見れば、どれが削除されたデータであるかが区別できますね。b(^o^)d
下の図では最後の行の「書出日」が「2001-07-14」になっているので他のデータと区別できます。
上の6行は「2001-07-15」とあり15日に更新されていますが、7行目は「図書貸出」ファイルから
削除されているため更新されていません。(後日これを削除すればいいわけです)
なお、1行目の****印のデータは「貸出一覧」から削除しても「図書貸出」から書き出すときに
再び入ってくるので「図書貸出」のほうで削除したあとで「貸出一覧」のデータも削除します。
****印行のデータについてはそのままにしておいても集計に影響することはありません。


ま、こういう事態はめったにないでしょうが。(万全のそなえ)