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図書貸出ファイルで貸出・返却業務

「貸出」ボタンの作成


図書を借りる生徒のデータを「図書貸出」の表組欄に書き込むためのボタンを作ります。
ボタンの名前を「貸出」としました。(わかりやすいほかの名前でもけっこうです)

「図書貸出」ファイルを開きます。
〈レイアウトモード〉にします。
メニュー〈編集〉→〈追加〉→〈ボタン〉
プロパティ画面が開きますから〈一般〉タブを選んで(はじめはそうなっているかもしれません)
〈タイトル〉として 貸出 と入力します。(文字の間をひとつ空けたほうがバランスがいいかもしれません)
〈フォント〉タブをクリックして文字の大きさや色、書体を設定します。(ここでは14ポイント、ゴシック)
〈パターン〉タブをクリックしてボタンの色や形状を設定します。(ここではスカイブルーにしました)
設定が終わったら〈OK〉ボタンをクリックします。


ボタンが画面の左上に現れますから、ドラッグして下図のように「クラス検索」項目領域の隣に配置します。(ボタンの大きさは適当に整えます。頻繁に使うボタンなので大きめのほうが使いやすいでしょう)


新しく作られた「貸出」ボタンを右クリックして〈コマンド〉を選びます。
1行目のコマンド設定は以下のとおりです。
〈カテゴリ〉から〈フォーム〉を選びます。
〈コマンド一覧〉から〈カレントフォームの指定〉を選びます。
〈データベース〉は「図書貸出」です。
〈フォーム〉は(カード)です。
〈次行〉ボタンをクリックします。
2行目のコマンド設定は以下のとおりです。
〈カテゴリ〉から〈一括〉を選びます。
〈コマンド一覧〉から〈一括転記〉を選びます。
〈手順書〉は「生徒名簿へ書籍コード転記」です。(はじめから入っているかもしれません)
〈次行〉ボタンをクリックします。
3行目のコマンド設定は以下のとおりです。
〈カテゴリ〉から〈フォーム〉を選びます。
〈コマンド一覧〉から〈カレントフォームの指定〉を選びます。
〈参照〉ボタンをクリックして〈データベース〉「生徒名簿」を選びます。
〈フォーム〉は〈一覧表〉を選びます。
〈次行〉ボタンをクリックします。
4行目のコマンド設定は以下のとおりです。
〈カテゴリ〉から〈検索〉を選びます。
〈コマンド一覧〉から〈ダイアログ検索〉を選びます。
〈手順書〉は「○印」です。(はじめから入っているかもしれません)
〈次行〉ボタンをクリックします。
ここで「図書貸出」の生徒名簿サブフォームに○印をつけなかった場合、以下の処理を省略して終了する設定をします。
5行目は以下のとおりです。
〈カテゴリ〉から〈条件分岐〉を選びます。
〈コマンド一覧〉から〈条件分岐〉を選びます。
〈検索件数〉のラジオボタンをオンにします。(最初からオンになっているでしょう)
▼リストボタンから = を選び、値は 0 です。(最初から 0 は入ってます)
※つまり検索されたカードがなかった場合です。
〈成立時のジャンプ先〉として 終了 と入力します。
〈次行〉ボタンをクリックします。
6行目のコマンド設定は以下のとおりです。
〈カテゴリ〉から〈ファイル〉を選びます。
〈コマンド一覧〉から〈書き出しデータベース追加〉を選びます。
〈手順書〉は「図書貸出へ生徒データ」です。(はじめから入っているかもしれません)
〈次行〉ボタンをクリックします。
7行目のコマンド設定は以下のとおりです。
〈カテゴリ〉から〈一括〉を選びます。
〈コマンド一覧〉から〈一括訂正〉を選びます。
〈手順書〉は「貸出臨時書籍コードクリア」です。(はじめから入っているかもしれません)
〈次行〉ボタンをクリックします。
8行目のコマンド設定は以下のとおりです。
〈カテゴリ〉から〈フォーム〉を選びます。
〈コマンド一覧〉から〈フォームを閉じる〉を選びます。
〈ラベル〉として 終了 と入力します。
〈次行〉ボタンをクリックします。
9行目のコマンド設定は以下のとおりです。
〈カテゴリ〉から〈フォーム〉を選びます。
〈コマンド一覧〉から〈カレントフォームの指定〉を選びます。
〈参照〉ボタンをクリックして〈データベース〉「図書貸出」を選びます。
〈フォーム〉は(カード)です。
最後に〈OK〉ボタンをクリックします。
作成されたボタンの使い方
@「検索」ボタンをクリックして「書籍コード」を入力、貸出カードを探す。
 ※書籍コードがわからないとちょっと不便かな。
A手続きをとる生徒の名簿をクラスごとに表示する。
 ※他の図書を検索したあとでもクラス名簿はクラス検索ボタンを押すまで変更されません。
B手続きをとる生徒に丸印をつける。
 ※「貸出」項目をクリックしてスペースキーを押すと○印が入力されます。
C「貸出」ボタンをクリックすると右の表組内の最終行に○印をつけた生徒データが追加されます。
 ※○印はデータが書き込まれたあと自動的にクリアされます。

でも、まだ未完成です
現在のままではまだ2つの問題があります。これは次のページで解決します。
<問題1>
表示されているカードが検索結果として1枚だけ表示されている場合、生徒データがそのカードに書き込まれますが、複数カードが選ばれている場合は最後のカードに生徒データが転記されます。
(これは書籍コードを「生徒名簿」の「臨時書籍コード」項目に転記する際、えればれているすべての書籍コードを送るため結果として一番最後に送ったカードの書籍コードが残るためです)
この次に行うことは「図書貸出」ファイルをいつも1枚だけ選択しておくことです。
<問題2>
同じカードの表組項目に同一人物のデータを書き込むことができません。
(これは生徒データを上書きしてしまうので結果的には表組行が追加されないのです)