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「図書貸出」表組データの「貸出一覧」への重複登録を避けるには


さて、常に「図書貸出」から「貸出一覧」に追加することにして、さらに追加を実行すると、同じデータが重複して入ってしまいます。


これを避けるためには次の方法が考えられます。
@毎回、「貸出一覧」ファイルのデータを全削除して新たに「図書貸出」から書き出しする。

A転送したデータ(表組み項目データ)に印をつけて転送時にこれを除外する。

B転送時に入力済みのデータを自動的にチェックして読み飛ばすようにする。
Aの場合はは転送時間が短く読み込むファイル数が少なく手軽ですが、どれが転送されたものかを識別する識別IDの項目を「図書貸出」の表組項目に追加する必要があります。
Bの場合も「図書貸出」の表組項目に重複しない識別IDの項目を追加する必要があります。
ここではBを選ぶことにしました。
書出IDの追加
「転送時に入力済みのデータを自動的にチェックして読み飛ばすようにする」ために
書き出しデータに識別IDをつける必要があります。
その手順を説明します。

「図書貸出」ファイルに新しい項目を追加します。以下のとおり。

識別IDとして「書出ID」の項目を設定します。
「表NO」は項目「NO」+"-"+「表NO」=「書出ID」を作るための一時項目です。
(間に−を入れて、1−11などとして11−1と区別できるようにします)

メニュー〈デザイン〉→〈DB設計〉→〈計算式〉で「書出ID」を作ります。
「表NO」項目は最初、リピートで番号がひとつずつ繰り上がるように設定しようとしたのですが、
表組項目ではリピートが利かない(汗)ようなので、
あわてて表組の行番号を代入するように直しました。


識別ID「書出ID」項目ができていることを確認するために表組項目の最後に項目を追加します。
メニュー〈表示〉→〈サブフォームのコントロールを表示〉にチェックを入れて表組項目のコントロールを表示します。
表組項目の一番最後のコントロールで〈右クリック〉して〈列挿入〉を選びます。


表示された〈プロパティ〉ダイアログから「書出ID」を選び〈OK〉をクリックします。


「書出ID」のコントロールをドラッグして、最後に持っていきます。
ちゃんと「書出ID」が入っているのが確認されます。
確認ができたら、ふたたびメニュー〈表示〉→〈サブフォームのコントロールを表示〉のチェックをはずして表組項目からコントロールを非表示にします。